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ニュースで学ぶ与信管理と債権回収 |
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2023年11月29日
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━━<与信管理メルマガの草分け>━━━━━━━━━━━━━
■ニュースで学ぶ与信管理と債権回収■ 総発行部数2,671部
━━━━━━━━━━VOL.1295(2023年11月29日号)━━━━
こんにちは。
ナレッジマネジメントジャパンの牧野です。
東証は四半期報告書を廃止し、四半期決算短信に一本化する方針を発表しました。
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<このメルマガの目的>
最新のニュースを題材にして、与信管理、債権回収に関する最新の手法や情報を毎週提供する。審査、与信管理、債権回収を専門としている人向けメルマガ。
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◆今週のテーマ◆
「四半期報告書の廃止、決算短信への一本化」
今回、廃止されるのは第1四半期と3四半期の報告書である。これらは、四半期決算短信に一本される。
一方、第2四半期報告書は半期報告書として存続する。今後、制度要綱をまとめて、パブリックコメントを経て、実施される予定。3月決算企業の場合、2024年第1四半期(4〜6月)から適用される。
四半期報告書が廃止される一方、四半期決算短信がさらに充実することになる。具体的には下記の3点が追加される。
1. レビューの有無を注記に記載
2. セグメント情報等の注記
3. キャッシュフローに関する注記(キャッシュフロー計算書を掲載しない場合)
四半期開示の見直しは岸田政権の目玉政策の一つだった。四半期報告書の廃止で、企業の負担は減る見込み。
決算短信に一本化することで、情報開示の後退と投資家に思われないように、東証も色々と配慮しているようだ。
一方、四半期開示自体を任意化する案も浮上しているようだが、他の国との兼ね合いもあり、実現性は低いと思われる。
第1四半期と第3四半期において、監査人によるレビューは任意である。四半期報告書にはレビューが付いていたが、開示まで45日と短い決算短信では任意とした。
ただし、不正会計などが発生した企業については、レビューを義務づけることもある。
ユーザー側からすると、特に大きな変化はない。元々、四半期報告書を見る機会は特別な場合を除き、ほとんどなかった。
理由は決算短信が早いのと報告書と内容が大差ないからである。もちろん、有価証券報告書は別である。
情報を開示する側の負担については、耳にする機会が多かったので、今回の変更は企業にとってはウエルカムだと思われる。
今年の7月、日経平均が33年ぶりに最高値を更新したが、世界的に割安だった日本株に海外の投資家が目を向けたのが一因だ。
日本企業の業績も悪くないが、歴史的な円安要因によるところも大きい。
日本企業にもっと海外からマネーを呼び込みたいなら、企業の競争力を高める政策を矢継ぎ早に実行すべきだ。
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★編集後記★
早いもので今年もあとひと月となりました。
年内にできることに集中していきたいですね。
☆次回は12月6日発行予定です。
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◆発行者の著作
『海外取引でよく使われる与信管理の英語』(IBCパブリッシング)
http://tinyurl.com/m5c8634
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