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ニュースで学ぶ与信管理と債権回収 |
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━━<与信管理メルマガの草分け>━━━━━━━━━━━━━
■ニュースで学ぶ与信管理と債権回収■ 総発行部数2,671部
━━━━━━━━━━VOL.1264(2023年4月12日号)━━━━
こんにちは。
ナレッジマネジメントジャパンの牧野です。
今後、AIを使った与信が、日本でも本格的に広まりそうです。
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<このメルマガの目的>
最新のニュースを題材にして、与信管理、債権回収に関する最新の手法や情報
を毎週提供する。審査、与信管理、債権回収を専門としている人向けメルマガ。
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◆今週のテーマ◆
「AIを活用した与信」
「イオンフィナンシャルサービス(FS)は人工知能(AI)を活用した個人向け与信サービスをアジアで本格展開する。
年齢や性別、消費者の属性などをもとにAIが算出した信用スコアを与信判断に使う。インドネシアで先行して始めた枠組みをマレーシアにも導入し、フィリピンや香港での展開も視野に入れる。」
(2023年4月11日 日本経済新聞 朝刊)
話題のチャットGPTといい、最近、AIに対する関心が高まっている。AIを活用した与信に対する関心も業界内では高いはずだ。
記事によると、先行して導入したFSのインドネシアでは、審査時間が55分から4分に短縮。人員も8割削減できたのこと。
これだけ業務効率できるのであれば、導入したい企業は多いはずだ。しかし、気になるのは不良債権比率である。
人間による与信と比べて減少していれば当然のこと、大差ないとしても導入すべきだ。増加していたとしても、業務効率と削減できた人件費との比較でどう考えるかである。
スコアリングモデルによる無担保・無保証融資で不良債権の山を抱え、経営危機に陥った新銀行東京に対して400億円もの税金投入したことは記憶に新しい。
FSはノンバンクであり、なおかつ、個人向け小口融資である。大口の法人向け融資よりも、AIによる審査が向いている。
深層学習によるAIの与信に対する知見が果たしてどれほどのものなのか、知る由もない。
以前、チャットGPTに質問した海外の与信管理に関する回答をメルマガ上で紹介した。決して、特筆すべきものではなかった。
しかし、AIは毎日すごい勢いで進化している。そして、一度始まったAI化の流れは留まることを知らない。
私のようなコンサルタントが廃業する日も近いかもしれない(笑)。
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★編集後記★
先週は、海外からの来客があり、メルマガを書く時間が取れませんでした。浅草に案内したら、仲見世が外国人であふれかえっていました!
☆次回は4月19日発行予定です。
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◆発行者の著作
『海外取引でよく使われる与信管理の英語』(IBCパブリッシング)
http://tinyurl.com/m5c8634
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