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ニュースで学ぶ与信管理と債権回収
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2022年9月21日
━━＜与信管理メルマガの草分け＞━━━━━━━━━━━━━ ■ニュースで学ぶ与信管理と債権回収■　　総発行部数2,671部 ━━━━━━━━━━VOL.1240（2022年9月21日号）━━━━ こんにちは。ナレッジマネジメントジャパンの牧野です。 Intrum Justitiaが毎年調査しているEuropean Payment Report の2022年版が発表されました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ＜このメルマガの目的＞最新のニュースを題材にして、与信管理、債権回収に関する最新の手法や情報を毎週提供する。審査、与信管理、債権回収を専門としている人向けメルマガ。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆今週のテーマ◆ 「インフレの影響を受ける欧州企業」調査は欧州29ヵ国にわたり、15業種11,007社に対して行われた。今年の1月～3月に編集されたものだ。 Q1：インフレの影響で期日までに支払うのが困難になっている。同意　58%　中立　19%　反対22% 冒頭の設問はインフレに関するものだった。今回初めての設問だが、インフレの影響を受けている企業が過半を占めた。 Q2：金利の上昇を見込んでいるため、借り入れや投資に慎重になっている。同意　60%　中立　15%　反対25% ご存じの通り、インフレ抑制のために、各国の中央銀行は金利上昇にシフトした。日本だけが例外だ。 Q3：景気低迷下で今年行おうとしている政策は？カッコ内は2021年。コスト削減　33%（28%）回収期間の短縮　25%（22%）借入に慎重　23%（22%）上位の政策は業績低下局面でよく行われるものばかりだ。 Q4：コロナ以前と比較して企業体質がどう変わったか？かなり弱くなった　44% 少し弱くなった　28% 少し強くなった　18% 程度を除くと弱いと回答した企業は何と7割を超える。 Q5：債権期間の早期化により可能になる政策は？カッコ内は2021年。自社の支払いが早くなる　70% 自社の持続可能性が増す　67%（71%）製品やサービスが増える　66%（65%）一番多かった1番目の選択肢は今回から新設されたものだが、日本企業からすると違和感を覚える。 Q6：支払遅延で影響を受けている分野は？企業の成長　41%（37%）企業の存続　26%（27%）流動性　25%（27%）支払遅延による資金繰り悪化で企業の成長が阻まれていることが分かる。中には、存続の危機を感じている企業も4分の1ぐらいある。 ────────────────────────────────── ★編集後記★ 台風14号で湘南は炸裂していました。サイズが頭を超えるとほとんど乗れません。自分の実力を思い知らされました（笑）。 ☆次回は9月28日発行予定です。 ------------------------------------------------------------------------ ◆発行者の著作『海外取引でよく使われる与信管理の英語』（IBCパブリッシング） http://tinyurl.com/m5c8634 ●皆様の声を大募集！このメールマガジンに関して、皆さんの声を大募集しています。感想、要望、質問などこちらまでお寄せください。seminar@kmjpn.com ※質問や感想、要望にはメルマガ誌上でお答えしますので、匿名で質問の内容を公開させていただきます。 ◆本メルマガの登録・解除まぐまぐ　http://www.mag2.com/m/0000065645.htm 登録・解除の手続きはご自分でお願いします。当メルマガでは、解除手続きの代行は行っておりません。 ────────────────────────────────── 発行元：ナレッジマネジメントジャパン株式会社 http://www.kmjpn.com 発行責任者：牧野和彦　 ────────────────────────────────── このメールマガジンは、『まぐまぐ』配信システムを利用しています。 ────────────────────────────────── 無断転載を禁じます。 (C) Copyright 2001-2022 Knowledge Management Japan Corporation ★免責事項：本誌の内容は新聞記事、公開情報等に基づき、当社が分析、推測したもので、事実と異なる場合もあります。また、本誌の情報から生じたいかなる不利益、損害についても、当社は一切の責務を負いません。

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