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■ニュースで学ぶ与信管理と債権回収■ 総発行部数2,671部
━━━━━━━━━━VOL.1236(2022年8月24日号)━━━━
こんにちは。
ナレッジマネジメントジャパンの牧野です。
8月21日、岸田首相のコロナ感染が判明しました。首相は12日に4回目のワクチンを接種したばかりです。
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◆今週のテーマ◆
「コロナよりも経済対策を」
コロナ対策にあてられた予算がいくらかご存じだろうか?
77兆円である。
国民一人当たりに換算すると61万円になる。
しかも、2020年度だけだ。東日本大震災の復興予算は10年間で32兆円に過ぎない。
膨大なお金がつぎ込まれているのかがわかる。一体、何に使われているのか?
一律10万円の現金給付がトップで12兆8千億円。次いで、経営が悪化した企業への融資が4兆8千億円。
ワクチンの調達に2兆4千億円(8億8200万回分)。飲食店への時短協力金が1兆円となっている。
私が調べた限りはこれ以外の使途は分からなかった。使途不明なものもあれば、これから、公表されるものもあると思われる。
もちろん、予算は予算にすぎず、実績ではない。それにしても、国家予算は107兆円の国で、8割近くに相当するわけだ。
一方、過去20年間、日本の賃金は減り続けている。
1995年を100とすると、2016年時点で日本は89.7となっている。スウェーデンは、同じ期間に138.4に増加。
フランスは126.4、イギリスは125.3、アメリカは115.3と軒並み増えた。
実質賃金指数の推移の国際比較(全労連)
https://www.zenroren.gr.jp/jp/housei/data/2018/180221_02.pdf
このデータは6年前のものなので、現在、世界との差さらに開いているはずだ。OECDの2021年の調査では、日本の平均賃金は40,849ドル。
OECD平均の52,436ドルよりも22%も少ない。韓国にも抜かれて35か国中24位となった。
ちなみに、米国は74,738ドル、スイスは69,726ドル、ドイツは56,663ドルとなった。
平均賃金(OECD)
https://www.oecd.org/tokyo/statistics/average-wages-japanese-version.htm
岸田首相は軽症で済んでいるのはワクチンのおかげと説明しているが、身をもって、ワクチンの効果のなさを証明したようなものだ。
早急に、コロナを5類に分類して全数把握はもちろん、一般的な風邪として対応すべきだ。今こそ、コロナの呪縛から外れ、経済対策に舵を切るべきではないだろうか。
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★編集後記★
お盆休みはいかがでしたか?
行動制限のない3年ぶりの夏は各地で賑わいを見せていましたね。
☆次回は9月1日発行予定です。
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