ニュースで学ぶ与信管理と債権回収 | 与信管理総合研究所 ナレッジマネジメントジャパン
与信管理総合研究所 あなたの会社の与信管理・海外取引をプロのノウハウでサポート!
与信管理 海外取引 ビジネスセミナー │ 与信管理 のナレッジマネジメントジャパン ビジネスセミナー │ 与信管理のナレッジマネジメントジャパン 社内研修 │ 与信管理のナレッジマネジメントジャパン 代表者の講演実績 │ 与信管理のナレッジマネジメントジャパン 与信管理マニュアル │ 与信管理のナレッジマネジメントジャパン 中国企業信用調査 │ 与信管理のナレッジマネジメントジャパン

ニュースで学ぶ与信管理と債権回収  
  最前線で活躍中の与信管理コンサルタントが、与信管理・債権回収についての最新情報をお届けする日本唯一の与信管理専門メルマガです。テーマは、与信管理、審査、倒産、債権回収、中国ビジネス、海外取引、国際取引、貿易、信用調査、企業調査、米の倒産動向、海外の与信管理など幅広く取り上げていきます。


●このメールマガジンを登録する
※お客様のメールアドレスはメルマガ配信システム(まぐまぐ)に登録されますことをご確認下さい。
 
 
バックナンバー  
 
2022年6月22日
2022年6月15日

2022年6月8日
2022年6月1日
2022年5月25日

2022年5月18日
2022年5月11日
2022年4月27日
2022年4月20日
2022年4月13日
●2022年4月6日
●2022年3月30日
●2022年3月23日
●2022年3月16日
●2022年3月9日
●2022年2月16日
●2022年2月9日
●2022年2月2日
●2022年1月26日
●2022年1月19日
●2022年1月12日

●2021年12月29日
 ●2021年12月22日
●2021年12月15日

●2021年12月8日

●2021年12月1日
●2021年11月24日
●2021年11月17日
●2021年11月10日

●2021年10月27日
●2021年10月20日
●2021年10月13日
●2021年10月6日
●2021年9月28日
 
 
2022年6月29日
 
 
━━<与信管理メルマガの草分け>━━━━━━━━━━━━━
■ニュースで学ぶ与信管理と債権回収■  総発行部数2,671部
━━━━━━━━━━VOL.1230(2022年6月29日号)━━━━

こんにちは。
ナレッジマネジメントジャパンの牧野です。

6月末と言えば、上場企業の株主総会が集中する時期です。

このタイミングで、日本公認会計士協会は上場企業の不正会計の動向に関する調査結果を公表しました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<このメルマガの目的>

最新のニュースを題材にして、与信管理、債権回収に関する最新の手法や情報を毎週提供する。審査、与信管理、債権回収を専門としている人向けメルマガ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆今週のテーマ◆

「粉飾決算の手口」

誰でもレポートをダウンロードできるので一読することをお勧めしたい。大変興味深い内容だ。

https://jicpa.or.jp/specialized_field/20220627jga.html

不正会計発覚の事実を公表した企業は2022年3月期で31社。2021年3月期の25社から増加している。

しかし、2018年〜2022年の5年間の平均が33社なので、むしろ、2021年が少なかったというのが正しい表現だ。

不正会計の手口を資金流用と粉飾決算に大別すると、圧倒的に粉飾決算が多い。

2022年期では、件数が9件対44件となっており(公表企業数とは一致しない)、実に粉飾が83%を占めた。

さらに、粉飾決算の手口は再分類されている。2022年期での上位手口は下記の通り(手口未公表の案件もあり)。

1位 売上の過大計上 17件
2位 架空仕入れ・原価操作 6件
経費の繰り延べ 6件
3位 循環取引 4件
その他資産の過大計上 4件

粉飾の手口の半分以上が売上の水増しであり、いかに、粉飾しやすいかがわかる。

昔から「粉飾決算を見抜くには、まずは売り上げを疑え」というが、本当にその通りだ。

一方、監査法人などでない限り、外部から売上の水増しを見抜くのはかなり難しい。なぜかというと、一般的に粉飾決算を疑う場合、売上の推移と比較する手法が多いからだ。

そもそも、比較の基準となる売上に手を加えられていたら、判断を見誤る。

また、過去5年間の業種別の内訳で上位5業種は以下の通り。

1位 サービス業 27社
2位 卸売業 21社
3位 電気機器 17社
4位 建設業 14社
5位 情報通信業 13社

この業種を見ると、いわゆる、与信管理を必要としている業種の傾向と合致する。

不正が多いから与信管理を強化するのか、与信管理を強化しても不正がなくならないのか、判断がつかない。

──────────────────────────────────
★編集後記★

関東ではいつの間にか梅雨明けしていました(笑)。
なので、今週からクーラーつけています。

☆次回は7月6日発行予定です。

------------------------------------------------------------------------
◆発行者の著作
『海外取引でよく使われる与信管理の英語』(IBCパブリッシング)
http://tinyurl.com/m5c8634

●皆様の声を大募集!
このメールマガジンに関して、皆さんの声を大募集しています。感想、要望、質問などこちらまでお寄せください。seminar@kmjpn.com

※質問や感想、要望にはメルマガ誌上でお答えしますので、匿名で質問の内容を公開させていただきます。

◆本メルマガの登録・解除

まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000065645.htm

登録・解除の手続きはご自分でお願いします。当メルマガでは、解除手続きの代行は行っておりません。
──────────────────────────────────
発行元:ナレッジマネジメントジャパン株式会社
http://www.kmjpn.com
発行責任者:牧野和彦 
──────────────────────────────────
このメールマガジンは、『まぐまぐ』配信システムを利用しています。
──────────────────────────────────
無断転載を禁じます。
(C) Copyright 2001-2022 Knowledge Management Japan Corporation

★免責事項:
本誌の内容は新聞記事、公開情報等に基づき、当社が分析、推測したもので、事実と異なる場合もあります。また、本誌の情報から生じたいかなる不利益、損害についても、当社は一切の責務を負いません。
 
 
こちらのメルマガもオススメです!
 
  ●ヘッドラインで学ぶビジネスイングリッシュ
 
 
お問い合わせ  
  ナレッジマネジメントジャパン株式会社
B-Senminar担当

e-mail: seminar@kmjpn.com
 
サイトマップ
与信管理の基礎講座 │ 与信限度額設定ワークショップ │ 与信管理規定作成講座 │ 決算書の見方 │ 海外の与信管理と債権回収<基礎編>  
  中国・アジアの与信管理と債権回収  │ 英文メールの書き方 │ 債権回収の基礎講座 │ 英文契約の基礎講座(初級編) │ 
英文契約の基礎講座(中級編)
 │ 1日でわかる貿易実務の基礎講座 │ クレーム対応セミナー  │  債権回収の実践講座 
一日でわかる英文契約書の読み方  貿易実務講座(ロールプレイ編) │ 英語での電話の受け方・かけ方 │ 契約の基礎講座
中国契約法入門 │ コーチングセミナー


 Knowledge Management Japan Corporation

Copyright(C) 2000-2022 Knowledge Management Japan Corporation. All rights reserved.
無断転載を禁じます