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ニュースで学ぶ与信管理と債権回収  
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━━<与信管理メルマガの草分け>━━━━━━━━━━━━━
■ニュースで学ぶ与信管理と債権回収■  総発行部数2,671部
━━━━━━━━━━VOL.1223(2022年5月11日号)━━━━

こんにちは。
ナレッジマネジメントジャパンの牧野です。

今回も引き続き、”Nordic Debt Collection Analysis 2022”について取り上げます。

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<このメルマガの目的>

最新のニュースを題材にして、与信管理、債権回収に関する最新の手法や情報を毎週提供する。審査、与信管理、債権回収を専門としている人向けメルマガ。
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◆今週のテーマ◆

「北欧における債権回収の動向(2)」

本レポートの後半では、信用リスクに関する5つの指標として下記の要因を挙げている。

・コロナ入院患者数
・インフレ
・金利
・政府の支援
・公共投資

コロナの入院患者数は300〜800名程度と4か国共に低水準である(2021年12月末時点)。特に、スウェーデンは最盛期に3000名近くいたが、300名程度にまで減少した。

インフレについては、CPI(消費者物価指数)は増加傾向にある。コロナ禍において、ほとんど3%を下回っていたが。2021年末に5%超まで上昇した。

家庭の収入に対する負債の比率については、北欧諸国は総じて高い。デンマークは300%を超えており、ノルウェーも200%近くある。同じEUでも、100%に満たないドイツとの差が歴然としている。

また、政府の支援策も2022年は大きく減少する見込みだ。2021年は4か国合計で、800億ユーロを越えていた。

OECDの予測によれば、2022年には100億ユーロ程度と8分の1まで激減する見通し。

過去2年間、政府が企業に給付金や緊急融資を実行することで、企業倒産を低水準に抑えることができた。

しかし、これは本来、市場から撤退すべき企業も延命させたことになる。これは日本も全く同じだが、このツケが今後回ってくる可能性がある。

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★編集後記★

GWの人出はすごかったですね。
久しぶりに高速道路の渋滞に巻き込まれました。

☆次回は5月18日発行予定です。

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◆発行者の著作
『海外取引でよく使われる与信管理の英語』(IBCパブリッシング)
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