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ニュースで学ぶ与信管理と債権回収 |
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2024年12月18日
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━━<与信管理メルマガの草分け>━━━━━━━━━━━━━
■ニュースで学ぶ与信管理と債権回収■ 総発行部数2,671部
━━━━━━━━━━VOL.1343(2024年12月18日号)━━━━
こんにちは。
ナレッジマネジメントジャパンの牧野です。
AIがビジネスに革命をもたらしている今、与信管理にもその波が到来しています。
最も有名な「ChatGPT」を活用することで、従来の与信限度額設定が飛躍的に効率化・精度向上することをご存知でしょうか?
●AIを使った与信限度額設定セミナー
https://www.kmjpn.com/limit
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◆今週のテーマ◆
「AIを使った与信限度額設定」
多くの企業では、何らかの形で与信限度額を設定した与信管理を行っている。しかし、その限度額について迷いを感じている企業は少なくない。
確かに、ある意味、与信限度額は企業にとって、永遠の課題と言ってもいい。明確な答えや正解がないからだ。
例えば、取引先が倒産した時に、与信限度額の範囲で取引していれば、安全なのだろうか?つまり、与信限度額までは確実に回収できるのだろうか?
答えは「否」である。
倒産した企業からいくらまで回収できるかは、倒産の種類により、法律の枠組みや管財人が決めることである。企業が設定している与信限度額は全く関係ない。
それでは、与信限度額を設定する意味とはそもそも何であろうか?同じ質問をChat GPTに投げかけてみた。
下記がその回答である。
「企業が与信限度額を設定する意味は、以下の5項目にまとめられます。
1.リスク管理と倒産防止
与信限度額を設定することで、取引先の支払い遅延や倒産リスクを管理し、企業の財務状況を守ることができます。
過剰な信用供与を避け、未回収リスクを最小限に抑えます。
2.キャッシュフローの安定化
適切な与信限度額を設定することで、売掛金の回収見込みを確保し、資金繰りの安定化を図れます。これにより、企業の運転資金が健全に保たれます。
3.取引先ごとの信用度評価
与信限度額は取引先の財務状況や信用力に基づいて決定されます。これにより、信用力に応じた適正な取引量を設定し、リスクを回避します。
4.経営資源の最適配分
無理な取引を避け、限られた経営資源(商品、サービス、人員など)を信用度の高い顧客に集中させることで、効率的なビジネス展開が可能になります。
5.取引先との健全な関係構築
与信限度額を明確にすることで、取引先とのルールを設定し、双方にとって健全かつ透明性のあるビジネス関係を構築できます。これにより、不信感やトラブルを未然に防ぐ効果もあります。
もっともらしい回答だが、2など中身がない部分もある。
私は次のように定義している。
「取引の上限を決めることで、野放図な与信を防ぎ、支払遅延や回収不能などの事故が発生した場合も、損失を一定額に抑えることができる」
つまり、担保設定しない企業にとって、与信限度額はあくまでも机上の空論に過ぎない。理論上適切と考えられる金額に他ならないのだ。
そういう点では理論上な最適解を求めるにはAIはうってつけである。
このセミナーでは実際の企業に対して、AIに与信限度額を算出させてみて、その妥当性について議論したいと考える。
●AIを使った与信限度額設定セミナー
https://www.kmjpn.com/limit
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★編集後記★
次回が本メルマガの2024年最後の発行となります。
☆次回は12月25日発行予定です。
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◆発行者の著作
『海外取引でよく使われる与信管理の英語』(IBCパブリッシング)
http://tinyurl.com/m5c8634
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