ニュースで学ぶ与信管理と債権回収 | 与信管理総合研究所 ナレッジマネジメントジャパン
与信管理総合研究所 あなたの会社の与信管理・海外取引をプロのノウハウでサポート!
与信管理 海外取引 ビジネスセミナー │ 与信管理 のナレッジマネジメントジャパン ビジネスセミナー │ 与信管理のナレッジマネジメントジャパン 社内研修 │ 与信管理のナレッジマネジメントジャパン 代表者の講演実績 │ 与信管理のナレッジマネジメントジャパン 与信管理マニュアル │ 与信管理のナレッジマネジメントジャパン 中国企業信用調査 │ 与信管理のナレッジマネジメントジャパン

ニュースで学ぶ与信管理と債権回収  
  最前線で活躍中の与信管理コンサルタントが、与信管理・債権回収についての最新情報をお届けする日本唯一の与信管理専門メルマガです。テーマは、与信管理、審査、倒産、債権回収、中国ビジネス、海外取引、国際取引、貿易、信用調査、企業調査、米の倒産動向、海外の与信管理など幅広く取り上げていきます。

●このメールマガジンを登録する
※お客様のメールアドレスはメルマガ配信システム(まぐまぐ)に登録されますことをご確認下さい。
 
 
2024年9月4日
 
 
━━<与信管理メルマガの草分け>━━━━━━━━━━━━━
■ニュースで学ぶ与信管理と債権回収■  総発行部数2,671部
━━━━━━━━━━VOL.1330(2024年9月4日号)━━━━

こんにちは。
ナレッジマネジメントジャパンの牧野です。

5年ぶりにセミナーを開催します!

与信管理の基礎講座
https://www.kmjpn.com/basiccredit202410

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<このメルマガの目的>

最新のニュースを題材にして、与信管理、債権回収に関する最新の手法や情報を毎週提供する。審査、与信管理、債権回収を専門としている人向けメルマガ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆今週のテーマ◆

「増え続ける企業倒産」

東京商工リサーチによれば、2024年上半期の倒産件数は4,931件となり、前年対比で22%も増加した。

2023年通期の倒産件数の増加率は35%だったので、伸び率は鈍化しているが、このペースで行くと、年間1万件を突破する可能性がある。

仮にそうなると、1万件を超えるのは2013年以来、11年ぶりということになる。

過去10年間、日本でいかに倒産が抑制されてきたかがわかる。コロナ禍においては、ゼロゼロ融資や給付金などが中小企業の資金繰りを下支えしてきた。

その一方で、いわゆる「隠れ倒産」も急増している。

集計上では倒産に分類されていない「休廃業・解散」の件数は2023年に49,788件と過去最高を記録した。

倒産と廃業の違いは何か?

色々な定義があるだろうが、私はシンプルにこう捉えている。

倒産=債権者に迷惑がかかる
廃業=債権者に迷惑がかからない

倒産の場合、債権者は基本的に自分の債権について100%の弁済を受けることができない。民事再生でも10%程度だ。

破産に至っては、無配当、つまり、回収はゼロである。

一方、廃業は債権者に対して事前に案内をして、支払うべきものは支払い、事業を終了させる。

ところが、近年、隠れ倒産的な廃業が増えていると聞く。倒産より廃業の方が、世間体が良いのが一因だろう。本来は、倒産なのに廃業と取り繕うケースが少なくない。

上半期に倒産が増えた産業は下記の通り。

1位 卸売業 38%
2位 農林漁業  30%
3位 運輸業   30%
4位 小売業 24%
5位 製造業 21%

10産業中、金融・保険を除く9産業で倒産が増加する結果となった。

地区別では9地区すべてで倒産が増加した。

1位  東北 43%
2位 中国 36%
3位 九州 31%
4位 近畿 25%
5位 関東 21%

大都市圏も増加しているが、地方を中心に増加が顕著であることがわかる。

令和のブラックマンデーと呼ばれる株式市場の暴落からそろそろ、1か月が経過する。さらに、2番底もあると主張するアナリストもいる。

今月17〜18日のFOMC(米連邦公開市場委員会)における利下げが市場の予想通り行われ、0.25%の利下げであれば、大きなショックはないだろと私は見ている。

それでも、為替市場が大きく反応し、急激に円高に振れるようなことがあれば、2番底もあり得る。

未来を予測することは難しいが、こうして不確実性が高まる現在、与信管理体制を見直す良いタイミングではないだろうか。

与信管理の基礎講座
https://www.kmjpn.com/basiccredit202410

------------------------------------------------------------------------
★編集後記★

8月はゆっくりさせてもらいましたので、
今月ぐらいから稼働しようと考えています。

☆次回は9月11日発行予定です。 
------------------------------------------------------------------------
◆発行者の著作
『海外取引でよく使われる与信管理の英語』(IBCパブリッシング)
http://tinyurl.com/m5c8634

●皆様の声を大募集!
このメールマガジンに関して、皆さんの声を大募集しています。感想、要望、質問などこちらまでお寄せください。seminar@kmjpn.com

※質問や感想、要望にはメルマガ誌上でお答えしますので、匿名で質問の内容を公開させていただきます。

◆本メルマガの登録・解除

まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000065645.htm

登録・解除の手続きはご自分でお願いします。当メルマガでは、解除手続きの代行は行っておりません。
──────────────────────────────────
発行元:ナレッジマネジメントジャパン株式会社
http://www.kmjpn.com
発行責任者:牧野和彦 
──────────────────────────────────
このメールマガジンは、『まぐまぐ』配信システムを利用しています。
──────────────────────────────────
無断転載を禁じます。
(C) Copyright 2001-2024 Knowledge Management Japan Corporation

★免責事項:
本誌の内容は新聞記事、公開情報等に基づき、当社が分析、推測したもので、事実と異なる場合もあります。また、本誌の情報から生じたいかなる不利益、損害についても、当社は一切の責務を負いません。
 
 
  バックナンバー   
 
2024年8月28日
2024年8月21日
2024年8月7日
2024年7月31日
2024年7月24日
2024年7月17日
2024年7月10日
2024年7月3日
2024年6月26日
2024年6月19日

2024年6月12日
2024年6月5日


2024年5月29日
2024年5月22日
2024年5月15日
2024年5月8日
2024年4月24日
2024年4月17日
2024年4月10日
2024年4月3日
2024年3月27日
2024年3月13日
2024年3月6日
2024年2月28日
2024年2月21日
2024年2月14日
2024年1月31日
2024年1月24日
2024年1月17日
2024年1月10日

 
 
こちらのメルマガもオススメです!
 
  ●ヘッドラインで学ぶビジネスイングリッシュ
 
 
お問い合わせ  
  ナレッジマネジメントジャパン株式会社
B-Senminar担当

e-mail: seminar@kmjpn.com
 
サイトマップ
与信管理の基礎講座 │ 与信限度額設定ワークショップ │ 与信管理規定作成講座 │ 決算書の見方 │ 海外の与信管理と債権回収<基礎編>  
  中国・アジアの与信管理と債権回収  │ 英文メールの書き方 │ 債権回収の基礎講座 │ 英文契約の基礎講座(初級編) │ 
英文契約の基礎講座(中級編)
 │ 1日でわかる貿易実務の基礎講座 │ クレーム対応セミナー  │  債権回収の実践講座 
一日でわかる英文契約書の読み方  貿易実務講座(ロールプレイ編) │ 英語での電話の受け方・かけ方 │ 契約の基礎講座
中国契約法入門 │ コーチングセミナー


 Knowledge Management Japan Corporation

Copyright(C) 2000-2024 Knowledge Management Japan Corporation. All rights reserved.
無断転載を禁じます