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ニュースで学ぶ与信管理と債権回収 |
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2024年9月4日
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━━<与信管理メルマガの草分け>━━━━━━━━━━━━━
■ニュースで学ぶ与信管理と債権回収■ 総発行部数2,671部
━━━━━━━━━━VOL.1330(2024年9月4日号)━━━━
こんにちは。
ナレッジマネジメントジャパンの牧野です。
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◆今週のテーマ◆
「増え続ける企業倒産」
東京商工リサーチによれば、2024年上半期の倒産件数は4,931件となり、前年対比で22%も増加した。
2023年通期の倒産件数の増加率は35%だったので、伸び率は鈍化しているが、このペースで行くと、年間1万件を突破する可能性がある。
仮にそうなると、1万件を超えるのは2013年以来、11年ぶりということになる。
過去10年間、日本でいかに倒産が抑制されてきたかがわかる。コロナ禍においては、ゼロゼロ融資や給付金などが中小企業の資金繰りを下支えしてきた。
その一方で、いわゆる「隠れ倒産」も急増している。
集計上では倒産に分類されていない「休廃業・解散」の件数は2023年に49,788件と過去最高を記録した。
倒産と廃業の違いは何か?
色々な定義があるだろうが、私はシンプルにこう捉えている。
倒産=債権者に迷惑がかかる
廃業=債権者に迷惑がかからない
倒産の場合、債権者は基本的に自分の債権について100%の弁済を受けることができない。民事再生でも10%程度だ。
破産に至っては、無配当、つまり、回収はゼロである。
一方、廃業は債権者に対して事前に案内をして、支払うべきものは支払い、事業を終了させる。
ところが、近年、隠れ倒産的な廃業が増えていると聞く。倒産より廃業の方が、世間体が良いのが一因だろう。本来は、倒産なのに廃業と取り繕うケースが少なくない。
上半期に倒産が増えた産業は下記の通り。
1位 卸売業 38%
2位 農林漁業 30%
3位 運輸業 30%
4位 小売業 24%
5位 製造業 21%
10産業中、金融・保険を除く9産業で倒産が増加する結果となった。
地区別では9地区すべてで倒産が増加した。
1位 東北 43%
2位 中国 36%
3位 九州 31%
4位 近畿 25%
5位 関東 21%
大都市圏も増加しているが、地方を中心に増加が顕著であることがわかる。
令和のブラックマンデーと呼ばれる株式市場の暴落からそろそろ、1か月が経過する。さらに、2番底もあると主張するアナリストもいる。
今月17〜18日のFOMC(米連邦公開市場委員会)における利下げが市場の予想通り行われ、0.25%の利下げであれば、大きなショックはないだろと私は見ている。
それでも、為替市場が大きく反応し、急激に円高に振れるようなことがあれば、2番底もあり得る。
未来を予測することは難しいが、こうして不確実性が高まる現在、与信管理体制を見直す良いタイミングではないだろうか。
与信管理の基礎講座
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★編集後記★
8月はゆっくりさせてもらいましたので、
今月ぐらいから稼働しようと考えています。
☆次回は9月11日発行予定です。
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◆発行者の著作
『海外取引でよく使われる与信管理の英語』(IBCパブリッシング)
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