ニュースで学ぶ与信管理と債権回収 | 与信管理総合研究所　ナレッジマネジメントジャパン

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	2024年11月6日
	━━＜与信管理メルマガの草分け＞━━━━━━━━━━━━━ ■ニュースで学ぶ与信管理と債権回収■　　総発行部数2,671部 ━━━━━━━━━━VOL.1337（2024年10月30日号）━━━━ こんにちは。ナレッジマネジメントジャパンの牧野です。来月から、20の自治体で17桁の数字で住所を識別する「不動産ID」が試行されます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ＜このメルマガの目的＞最新のニュースを題材にして、与信管理、債権回収に関する最新の手法や情報を毎週提供する。審査、与信管理、債権回収を専門としている人向けメルマガ。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆今週のテーマ◆ 「17ケタの不動産ID、スタート」「土地や建物など不動産ごとに17ケタの数字を割り振って住所を識別する「不動産ID」を使ってビジネスを効率化する官民の取り組みが動き出す。数字や漢字、かなが交じった住所は表記が揺れやすく、業務の手間やミスが発生しやすい。数字のみに置き換えることで、物流業界などの企業の業務効率化につなげる。」（2024年11月5日　日本経済新聞　朝刊） 12月から実証実験を始めるのは、港区、杉並区、大阪市、札幌市など20の自治体。日本郵便が保有する所在地情報に国土交通省が不動産IDを紐づけした。今回は20自治体での実証実験だが、これが全国的に運用されるようになると、多くの業界で業務効率化が期待できる。記事では、運輸や保険会社などの業務効率化が言及されていたが、他にも不動産、公共サービス、金融機関、調査会社なども恩恵を受ける可能性がある。ただし、不動産IDが紐づけしているのは郵便受けの所在地情報である点が課題だ。今後、これに地番が紐づけられると利用範囲はかなり大きくなる。実際、2023年に国土交通省は登記情報を元に13ケタの番号と部屋番号4ケタを割り振った。しかし、一つの住所に複数の地番が存在することや、公営住宅や未登記物件など、登記と実態が異なる場合も少なくない。こうした課題から、郵便受けとなったようだ。国土交通省は2027年度からIDの一般公開を始める意向だが、その次の段階で地番との連携が実現することを期待したい。将来的には、不動産IDから公示地価や基準地価などが簡単に照会できる仕組みが整えば、不動産担保の評価業務の効率化につながる。 ------------------------------------------------------------------------ ★編集後記★ 週末から一気に寒くなりましたね。 ☆次回は11月13日発行予定です。　 ------------------------------------------------------------------------ ◆発行者の著作『海外取引でよく使われる与信管理の英語』（IBCパブリッシング） http://tinyurl.com/m5c8634 ●皆様の声を大募集！このメールマガジンに関して、皆さんの声を大募集しています。感想、要望、質問などこちらまでお寄せください。seminar@kmjpn.com ※質問や感想、要望にはメルマガ誌上でお答えしますので、匿名で質問の内容を公開させていただきます。 ◆本メルマガの登録・解除まぐまぐ　http://www.mag2.com/m/0000065645.htm 登録・解除の手続きはご自分でお願いします。当メルマガでは、解除手続きの代行は行っておりません。 ────────────────────────────────── 発行元：ナレッジマネジメントジャパン株式会社 http://www.kmjpn.com 発行責任者：牧野和彦　 ────────────────────────────────── このメールマガジンは、『まぐまぐ』配信システムを利用しています。 ────────────────────────────────── 無断転載を禁じます。 (C) Copyright 2001-2024 Knowledge Management Japan Corporation ★免責事項：本誌の内容は新聞記事、公開情報等に基づき、当社が分析、推測したもので、事実と異なる場合もあります。また、本誌の情報から生じたいかなる不利益、損害についても、当社は一切の責務を負いません。

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