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ニュースで学ぶ与信管理と債権回収  
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2024年10月2日
 
 
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━━━━━━━━━━VOL.1333(2024年10月2日号)━━━━

こんにちは。
ナレッジマネジメントジャパンの牧野です。

1日、石破新政権が誕生しましたが、市場の洗礼を受けて波乱の船出となりました。

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◆今週のテーマ◆

「石破政権、市場の洗礼を受ける」

個人的には高市氏の登板を期待していた。どうやら、市場も同じだったようだ。

自民党総裁選に先立ち、株価は上昇基調だった。9月26日は前日比で1055円高、27日も903円高だった(決選投票の結果は市場のクローズ後)。

また、高市氏が円安容認派であることから、為替市場も円安に振れていた。本選で高市氏が得票数トップを獲得してからは、一時146円まで円安が進んだ。

しかし、決選投票で石破氏が当選となるや、一気に円高に振れて141円後半まで上昇した。

実は、私はこの時ちょうど、FX取引をしていたのだが、ドル円をショート(売り)しており、急激な円安に戸惑っていた。

結果的に、石破氏の勝利で円高になり、無事に利確できたのだが。図らずも、新首相の影響力を大きさを目の当たりにすることになった。

週明けの株式市場は石破氏当選を受け、前日比1,910円もの大幅安となった。輸出関連株を中心に大きく下げた。

歴代内閣で、最も大きな下落となったようだ。石破ショックという言葉も聞かれるが、どうやら、高市敗北ショックの方が大きかったのではないかと分析されている。

高市氏はアベノミクスを継承する可能性が高く、低金利、円安で、大企業を中心に業績に貢献すると見られていた。

一方、石破氏は金融所得課税強化や法人増税などにも言及しており、市場は警戒したようだ。なお、1日の株式市場は反動で大きく反発し732円高となった。

新政権は10月27日に衆議院を解散、総選挙で国民に信を問うとしている。政権発足直後で、支持率の高いうちに行いたいという思惑からだ。

27日に投開票だと、15日の公示になるため、時間的な猶予は2週間しかない。

自民党は麻生派を除き、派閥はなくなったとされる。それでも、後ろ盾のない石破首相は難しい政権運営を強いられると見られている。

誕生直後には市場の洗礼を受けたが、総選挙の結果が、真の意味で石破政権の試金石となる。

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★編集後記★

先週から軽い風邪をひいていて、そろそろ、1週間たつのですが、まだ、鼻水が止まらず完治していません。

年のせいなのか、治りが悪くなりました(笑)。

☆次回は10月9日発行予定です。 

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『海外取引でよく使われる与信管理の英語』(IBCパブリッシング)
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