ニュースで学ぶ与信管理と債権回収 | 与信管理総合研究所 ナレッジマネジメントジャパン
与信管理総合研究所 あなたの会社の与信管理・海外取引をプロのノウハウでサポート!
与信管理 海外取引 ビジネスセミナー │ 与信管理 のナレッジマネジメントジャパン ビジネスセミナー │ 与信管理のナレッジマネジメントジャパン 社内研修 │ 与信管理のナレッジマネジメントジャパン 代表者の講演実績 │ 与信管理のナレッジマネジメントジャパン 与信管理マニュアル │ 与信管理のナレッジマネジメントジャパン 中国企業信用調査 │ 与信管理のナレッジマネジメントジャパン

ニュースで学ぶ与信管理と債権回収  
  最前線で活躍中の与信管理コンサルタントが、与信管理・債権回収についての最新情報をお届けする日本唯一の与信管理専門メルマガです。テーマは、与信管理、審査、倒産、債権回収、中国ビジネス、海外取引、国際取引、貿易、信用調査、企業調査、米の倒産動向、海外の与信管理など幅広く取り上げていきます。


●このメールマガジンを登録する
※お客様のメールアドレスはメルマガ配信システム(まぐまぐ)に登録されますことをご確認下さい。
 
 
バックナンバー  
 
●2021年5月26日
●2021年5月19日
●2021年5月12日
●2021年4月28日

●2021年4月21日

●2021年4月14日

●2021年4月7日

●2021年3月31日
●2021年3月24日
●2021年3月17日
●2021年3月10日
●2021年3月3日

●2021年2月24日
●2021年2月17日

●2021年2月10日
●2021年2月3日
●2021年1月27日

●2021年1月20日
●2021年1月13日

●2020年12月23日
 
 
2021年8月17日
 
 
━━<与信管理メルマガの草分け>━━━━━━━━━━━━━
■ニュースで学ぶ与信管理と債権回収■  総発行部数2,671部
━━━━━━━━━━VOL.1191(2021年8月25日号)━━━━

こんにちは。
ナレッジマネジメントジャパンの牧野です。

セブンイレブンが宅配事業への参入を発表しました。これは既存の宅配事業者にとっては脅威ではないでしょうか。店舗が倉庫でもあるという発想は非常に興味深いです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<このメルマガの目的>

最新のニュースを題材にして、与信管理、債権回収に関する最新の手法や情報を毎週提供する。審査、与信管理、債権回収を専門としている人向けメルマガ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆今週のテーマ◆

「EUにおける先進国と新興国の支払傾向」

今回も、”European Payment Report 2021”のデータを元にEUにおける国別の支払傾向を分析してみたい。

取引先が法人の場合、実際の回収日数が長い上位5か国は下記の通り。EUの中でも、バルカン地域など新興国が中心となっている。

ブルガリア   58日
ギリシャ    57日
リトアニア   56日
セルビア    56日
ボスニアヘルツェゴビナ、エストニア 55日

一方、回収日数が短い上位5か国は先進国が多い。EU全体では50〜58日で回収していることになり、2か月未満で収まっている。

クロアチア、フランス、ポーランド  50日
チェコ、オランダ、ノルウェー 51日

次は、公的機関からの回収日数を見てみよう。やはり、新興国が中心だが、意外にドイツなども日数が長い。

ギリシャ          67日
セルビア          66日
ドイツ、リトアニア     65日
ポルトガル、ブルガリア、エストニア、スロバキア、スロベニア   64日

回収日数が少ない上位の国は下記の通り。こちらは先進国が中心だが、バルカン地域の国も多い。

フランス       57日
ポーランド      58日
ブルガリア、チェコ、フィンランド、ラトビア、ルーマニア 59日

EU全体では、57日〜67日で回収しており、こちらは2か月を超えている。

次いで、規定の回収日数と実際の回収日数の差異が大きい国はこうなっている。この差異は必ずしも、遅延日数ではない。

取引に先立ち、顧客の要望に応じてサイトを長く設定する場合は珍しくないからだ。まずは法人からの回収。どちらかというと、新興国が多い。

ブルガリア             15日
ボスニアヘルツェゴビナ、エストニア 14日
アイルランド、ギリシャ、スイス、英国、スロバキア、ルーマニア 13日

ただし、この日数の差異は少ない国でも10日程度であった。EU全体で10〜15日のため、国による違いはそれほど大きくはない。

公的機関の場合も、EU全体で8日〜12日となっており、国による差はほとんどない。

今回、分析する前は、EUの中でも古くからの加盟国と新興の加盟国では、経済力に差があるため、支払傾向にもその違いが出てくるだろうと漠然と考えていた。

しかし、それほど明確な違いは見つからなかった。新興国とはいえ、一部の国を除きEU加盟の条件を満たしていることがその理由ではないかと推測される。

──────────────────────────────────
★編集後記★

来週は、もう9月ですね。
今年も残り4か月となりました。

☆次回は9月1日発行予定です。

------------------------------------------------------------------------
◆発行者の著作
『海外取引でよく使われる与信管理の英語』(IBCパブリッシング)
http://tinyurl.com/m5c8634

●皆様の声を大募集!
このメールマガジンに関して、皆さんの声を大募集しています。感想、要望、質問などこちらまでお寄せください。seminar@kmjpn.com

※質問や感想、要望にはメルマガ誌上でお答えしますので、匿名で質問の内容を公開させていただきます。

◆本メルマガの登録・解除

まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000065645.htm

登録・解除の手続きはご自分でお願いします。当メルマガでは、解除手続きの代行は行っておりません。
──────────────────────────────────
発行元:ナレッジマネジメントジャパン株式会社
http://www.kmjpn.com
発行責任者:牧野和彦 
──────────────────────────────────
このメールマガジンは、『まぐまぐ』配信システムを利用しています。
──────────────────────────────────
無断転載を禁じます。
(C) Copyright 2001-2021 Knowledge Management Japan Corporation

★免責事項:
本誌の内容は新聞記事、公開情報等に基づき、当社が分析、推測したもので、事実と異なる場合もあります。また、本誌の情報から生じたいかなる不利益、損害についても、当社は一切の責務を負いません。

 
 
こちらのメルマガもオススメです!
 
  ●ヘッドラインで学ぶビジネスイングリッシュ
 
 
お問い合わせ  
  ナレッジマネジメントジャパン株式会社
B-Senminar担当

e-mail: seminar@kmjpn.com
 
サイトマップ
与信管理の基礎講座 │ 与信限度額設定ワークショップ │ 与信管理規定作成講座 │ 決算書の見方 │ 海外の与信管理と債権回収<基礎編>  
  中国・アジアの与信管理と債権回収  │ 英文メールの書き方 │ 債権回収の基礎講座 │ 英文契約の基礎講座(初級編) │ 
英文契約の基礎講座(中級編)
 │ 1日でわかる貿易実務の基礎講座 │ クレーム対応セミナー  │  債権回収の実践講座 
一日でわかる英文契約書の読み方  貿易実務講座(ロールプレイ編) │ 英語での電話の受け方・かけ方 │ 契約の基礎講座
中国契約法入門 │ コーチングセミナー


 Knowledge Management Japan Corporation

Copyright(C) 2000-2021 Knowledge Management Japan Corporation. All rights reserved.
無断転載を禁じます