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ニュースで学ぶ与信管理と債権回収 |
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━━<与信管理メルマガの草分け>━━━━━━━━━━━━━
■ニュースで学ぶ与信管理と債権回収■ 総発行部数2,671部
━━━━━━━━━━VOL.1166(2021年2月17日号)━━━━
こんにちは。
ナレッジマネジメントジャパンの牧野です。
大手損保会社から、仕入先の倒産に対する保険が発売されることになりました。
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<このメルマガの目的>
最新のニュースを題材にして、与信管理、債権回収に関する最新の手法や情報を毎週提供する。審査、与信管理、債権回収を専門としている人向けメルマガ。
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◆今週のテーマ◆
「仕入先の取引信用保険」
「東京海上日動火災険は仕入れ先の倒産に備える新しい保険を発売する。倒産した企業から納入予定だった原材料やサービスを他の企業から調達する場合の追加費用を補償する。仕入れ先の倒産による生産や営業への支障を最小限に抑えて連鎖倒産を防ぐ。」(2021年2月16日付け日本経済新聞)
私の知る限り、買いの与信のリスクを主にカバーする取引信用保険は、世界でも珍しいのではないか。
確かに、海外では、Supplier Credit Insuranceと呼ばれる保険を提供している会社がある。
EXIAR(Russian Exporter Center Group) ロシアの保険会社
Credendo ベルギーの保険会社
Serve スイスの保険会社
しかし、これは名称の問題であって、実質的には一般的な取引信用保険と変わらない。
つまり、Selling TermsとPayment Termsが同義語であるのと同じ理屈だ。
ご存じの通り、与信管理には買いの与信と売りの与信がある。これまで、仕入先の倒産を補償することも例外的にはあったが、取引信用保険は主に買いの与信に伴うリスクをカバーしてきた。
仕入先の場合、代金回収のリスクはない。しかし、仕入先から納期通りに納品されないと、今度は自社が顧客に対する納期を守れなくなる。
納期遅延の違約金が取引金額の10%になることもあり、損害は甚大である。また、別の仕入先を見つける手間、時間、費用も当然、自社の負担となる。
今回の商品は、こうした売りの与信リスクに対する保険である。大手の製造業などを中心にニーズは一定程度あると推測する。
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★編集後記★
土曜日の夜の地震は驚きましたね。
揺れが大きかったのに加え、時間が長かったです。
被災された東北の方には心からお見舞い申し上げます。
☆次回は2月24日発行予定です。
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◆発行者の著作
『海外取引でよく使われる与信管理の英語』(IBCパブリッシング)
http://tinyurl.com/m5c8634
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