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                        | 【 初めての海外取引 第6回 「取引相手を探す(1)」 】 | 
                      
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                        | 海外の取引先を探す方法は色々とある。代表的なものは、下記にあげたとおりである。自社の業種、製品にあった複数の方法を活用するとよい。 
 (1)ホームページの活用
 (2)見本市や展示会に出展
 (3)日本貿易振興会を活用
 (4)データベースの活用
 (5)取引先から紹介
 
 (1)ホームページの活用
 
 まずは、英文のホームページを作成することだ。だだし、英文のホームページを作成しただけでは、見込み客が訪問してくれるとは限らない。
 
 見込み客が検索しそうなキーワードの検索結果に上位表示されるように、ホームページを制作する必要がある。
 
 これをSearch Engine Optimization(SEO)(検索エンジン最適化)という。例えば、当社では「与信管理」と入力すれば、かつては、1ページ目に上位表示されていた。
 
 最近は、「与信管理」というキーワードに対する競合が激化しており、2ページ目になってしまった。
 
 社内にウェブサイト担当者を抱えていれば、SEOの知識やスキルをある程度有しているはず。
 
 英語のサイトでも同じように、構築してもらえばよい。こうしたリソースが社内にない場合は、SEO業者に外注することもできる。
 
 最近では、上位表示保証付きのサービスが増えているが、結構、高額なので、イニシャルコストはもちろん、ランニングコストにも気を配りたい。
 
 (2)展示会、見本市、トレードショーに出展
 
 日本貿易振興会(JETRO)のホームページに「見本市・展示会」データベース(J-messe)がある。
 
 大分類で業種、中分類で製品を選択することができ、キーワードも入れることができる。
 
 例えば、総合見本市でアジアと指定すると、2012年10月以降で31件が該当した。
 
 知名度が高かったり、出展社数が多いところを選べば外れがない。後は、出展費用との兼ね合いである。
 
 海外での見本市や展示会は、Trade Show(トレードショー)なので、製品に興味を持ったバイヤーとその場で、商談をすることができるのが、最大のメリットである。
 
 また、同業他社のブースを見て回ることで、その国の業界におけるトレンドを知ることができる。人だかりができるような企業や製品から学べることは多い。
 
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