海外与信管理入門 第17回  「担保設定に関する情報」 | 与信管理総合研究所 ナレッジマネジメントジャパン
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与信管理とは〜海外与信管理入門

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【 海外与信管理入門 第17回  「担保設定に関する情報」 】
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海外のクレジットレポートでは、国によっては担保設定に関する情報が記載さ
れている。Security, Collateral, Registered Chargesなどの単語があれば、担保
に関する情報と考えてよい。

ここで確認したいのが、Secured Party(債権者)が誰かということだ。一般的
には、金融機関やノンバンクが多い。

社名に、Bank, Leasing, Financial Services, Capitalなどの言葉が混じっていれ
ば、金融機関、リース会社、ノンバンクであろうと推測できる。

そうではない、一般事業会社らしく社名の場合は、仕入先からの担保設定であ
る可能性が高い。日本と違い、海外では一般の事業会社が顧客に担保を設定す
ることは頻繁ではない。

両者の関係を調べると共に、その会社の信用が低下している可能性も想定して
みる必要がある。

また、担保設定の日付も重要で、先を争うかのような近い日付での複数の担保
設定の場合、信用不安の発生も考えられる。

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