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■ニュースで学ぶ与信管理と債権回収■
総発行部数3,241部
━━━━━━━━━━VOL.352(2012年1月25日号)━━━━
◆◆今週のテーマ◆◆
初めての海外取引(8)〜格付けの解釈
前回は、取引先を調査する場合に活用する海外の信用調査会社について書いた。
英文の信用調査レポートを見るポイントは、次の5つである。
(1)格付け
(2)支払情報
(4)回収代行履歴
(5)担保設定
(6)銀行取引
この5点について、代表的な信用調査レポートであるダンレポートを題材にし
て、解説してゆこう。
ダンレポートの信用格付け(D&B格付け)は2部構成になっている。
5A1 ⇒ 5A 1
前半の数字とアルファベットはNet Worth(純資産)を表している。純資産で
企業規模が判断できる。純資産は、国別に現地通貨で分類されている。
例えば、米国の場合、純資産はHH〜5Aと15段階に分かれている。5Aは5千
万ドル超の純資産で、米国では一番企業規模が大きい部類になる。
後半の数字はOverall Credit Appraisal(全体的な信用評価)を示す。1〜4の4
格付けで、1が最も信用リスクが低い。
各数字の英語での意味は下記の通りだが、私は記号に置き換えて説明している。
この方が分かりやすいはずだ。
1 High ⇒ ◎
2 Good ⇒ ○
3 Fair ⇒ △
4 Limited ⇒ ×
一般的には、3以上を信用取引の基準とする企業が多い。しかし、私は2以上
にすべきだと考えている。
あるいは、その他のリスク指標や支払情報を組み合わせて判断することをお勧
めする。
また、格付けにはこの様な表記もある。読みやすいように『』表示にしたが、
実際は『』は記載されていない。
『--』
これは、Not Classifiedの意味で、情報不足で格付けできなかったことを表して
いる。
大半は、決算書が入手できないことが原因だが、稀に決算書があってもその他
の情報不足で格付けがつかない場合もある。
なお、D&Bの格付けは、銀行などの金融機関には付与されない。
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