 |
ニュースで学ぶ与信管理と債権回収 |
|
最前線で活躍中の与信管理コンサルタントが、与信管理・債権回収についての最新情報をお届けする日本唯一の与信管理専門メルマガです。テーマは、与信管理、審査、倒産、債権回収、中国ビジネス、海外取引、国際取引、貿易、信用調査、企業調査、米の倒産動向、海外の与信管理など幅広く取り上げていきます。
●このメールマガジンを登録する
※お客様のメールアドレスはメルマガ配信システム(まぐまぐ)に登録されますことをご確認下さい。 |
 |
 |
バックナンバー |
|
●2019年8月19日テーマ
|
 |
 |
2020年10月21日号
|
|
━━<与信管理メルマガの草分け>━━━━━━━━━━━━━
■ニュースで学ぶ与信管理と債権回収■ 総発行部数2,671部
━━━━━━━━━━VOL.1151(2020年10月21日号)━━━━
こんにちは。
ナレッジマネジメントジャパンの牧野です。
前号に引き続き、中国の「輸出管理法」について取り上げます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<このメルマガの目的>
最新のニュースを題材にして、与信管理、債権回収に関する最新の手法や情報を毎週提供する。審査、与信管理、債権回収を専門としている人向けメルマガ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆今週のテーマ◆
「中国の輸出管理法の成立」
「中国の戦略物資やハイテク技術の輸出管理を強化する輸出管理法が27日、全国人民代表大会常務委員会で成立した。安全保障などを理由に禁輸企業リストをつくり、特手企業への輸出を禁じる。」
(2020年10月19日付け日本経済新聞)
ファーウェイを始めとした中国企業に関する米国の規制強化に対する報復措置であることは明らかだ。
中国当局は下記の8項目を考慮し、輸出許可を判断する。
1.国家の安全と利益
2.軍事転用の可能性
3.最終顧客と用途
4.国際義務と対外責務
5.輸出の類型
6.輸出の目的国・地域
7.輸出企業の経営者の信用記録
8.法律・行政法規などその他要因
3については、最終顧客は中国当局に無断で用途を変更してはいけないと規定。
戦略物資にはレアースなどが含まれる可能性があり、日本企業の経営戦略に大きな影響を及ぼす。
2010年、尖閣諸島に上陸した中国人船長の逮捕に対抗して、中国はレアアースの輸出手続きを遅らせる形で報復措置に出た。
その後、日本企業は中国以外のレアアースの調達先の開拓、レアアースを必要としない製品の開発などの努力を重ねてきており、中国への依存度は大きく下がった。
しかし、今回の輸出管理法は米国企業をターゲットとしており、単純にレアアース調達だけの問題ではない点が日本企業の懸念だ。
12月1日の施行前に、詳細は明らかになっていくであろうから、現段階では注視するほかはない。
一方、中国の国家統計局が19日発表した2020年第3四半期GDPは、前年同期比で4.9%のプラスとなった。
GDP成長率がプラスになったのは第2四半期に続き、2期連続である。
2019年のGDP成長率が6.1%だったので、それにはまだ及ばないが、日本を始め世界各国がマイナス成長を続ける中、中国経済の回復ぶりが際立つ。
──────────────────────────────────
★編集後記★
先週末から一気に寒くなりましたね。
体調など崩されぬようご自愛ください。
☆次回は10月28日発行予定です。
------------------------------------------------------------------------
◆発行者の著作
『海外取引でよく使われる与信管理の英語』(IBCパブリッシング)
http://tinyurl.com/m5c8634
●皆様の声を大募集!
このメールマガジンに関して、皆さんの声を大募集しています。感想、要望、質問などこちらまでお寄せください。seminar@kmjpn.com
※質問や感想、要望にはメルマガ誌上でお答えしますので、匿名で質問の内容を公開させていただきます。
◆本メルマガの登録・解除
まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000065645.htm
登録・解除の手続きはご自分でお願いします。当メルマガでは、解除手続きの代行は行っておりません。
──────────────────────────────────
発行元:ナレッジマネジメントジャパン株式会社
http://www.kmjpn.com
発行責任者:牧野和彦
──────────────────────────────────
このメールマガジンは、『まぐまぐ』配信システムを利用しています。
──────────────────────────────────
無断転載を禁じます。
(C) Copyright 2001-2020 Knowledge Management Japan Corporation
★免責事項:
本誌の内容は新聞記事、公開情報等に基づき、当社が分析、推測したもので、事実と異なる場合もあります。また、本誌の情報から生じたいかなる不利益、損害についても、当社は一切の責務を負いません。
|
 |
 |
こちらのメルマガもオススメです!
|
|
●ヘッドラインで学ぶビジネスイングリッシュ
|
 |
 |
お問い合わせ |
|
ナレッジマネジメントジャパン株式会社
B-Senminar担当
Tel: 03-6403-9278
e-mail: seminar@kmjpn.com
|