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ニュースで学ぶ与信管理と債権回収 |
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●2019年7月29日テーマ
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2020年8月5日号
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━━<与信管理メルマガの草分け>━━━━━━━━━━━━━
■ニュースで学ぶ与信管理と債権回収■ 総発行部数2,671部
━━━━━━━━━━VOL.1141(2020年8月5日号)━━━━
こんにちは。
ナレッジマネジメントジャパンの牧野です。
国連ラテンアメリカ・カリブ経済委員会(ECLAC)は7月15日、コロナウィルスの影響を折り込んだ中南米の経済見通しを発表しました。
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<このメルマガの目的>
最新のニュースを題材にして、与信管理、債権回収に関する最新の手法や情報を毎週提供する。審査、与信管理、債権回収を専門としている人向けメルマガ。
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◆今週のテーマ◆
「コロナウィルスの影響を受ける中南米」
同見通しでは、全世界のGDPは2020年、5.2%減少すると予測している。先進国は7%の減少、新興国では1.7%の減少だ。
地域・国別のGDP成長率をみると、中国、中東・北アフリカやアジアが、それぞれ、1.0%、0.9%、0.5%わずかに増加するのに対して、ユーロ圏、英国、米国はそれぞれ、8.7%、8.5%、6.5%と大幅に減少すると予測している。
特に、中南米では、下記の国のGDP成長率のマイナス幅が大きい。
ベネズエラ ‐26%
べリーゼ ‐14%
ペルー ‐13%
アンティグア・バーブーダ ‐12.3%
セントルシア ‐12.9%
また、世界貿易については、13〜32%と大幅に落ち込む予測をしている。2018年、2019年は、3.4%増加、0.4%減少だった。
中南米が世界貿易に占める割合は20%と大きい。特に、米国向けが8.5%と高く、中国、EUもそれぞれ、2.2%、1.9%となっている。
業種別では、観光業に対するインパクトが大きいとみている。2020年初めの4か月で観光業の売上は世界的に44%減少し、南米では39%、カリブでは35%減少した。
ECLACは、通年では観光業の売上は60〜80%減少すると予測する。
コロナウィルスの発生源でありながら、いち早く封じ込めに成功し、経済も回復基調にある中国。
ベトナムや台湾など感染者数が少ない国・地域が多いアジアに比べると、中南米はコロナウィルスの影響を大きく受けている。
ブラジルの270万人を筆頭に、メキシコの50万人、ペルー40万人、チリ35万人、コロンビア30万人と感染者が爆発的に増加している。
ブラジルのボルソナロ大統領にいたっては、自身がコロナウィルスに感染しても、全く意に介せず、経済回復を優先させている。
こうした政策が正解なのか、失敗なのか結論を出すには時間がかかりそうだ。
借り入れや国債の発行など、海外に依存している国が多い中南米の経済は不安定さを一段と増している。
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★編集後記★
長い梅雨がようやく終わりましたね。
連日の猛暑ですが、この方が、季節感があって好きです。
☆次回は8月19日発行予定です。 ※来週はお盆でお休みします。
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◆発行者の著作
『海外取引でよく使われる与信管理の英語』(IBCパブリッシング)
http://tinyurl.com/m5c8634
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