|  | ニュースで学ぶ与信管理と債権回収 |  | 
|  | 最前線で活躍中の与信管理コンサルタントが、与信管理・債権回収についての最新情報をお届けする日本唯一の与信管理専門メルマガです。テーマは、与信管理、審査、倒産、債権回収、中国ビジネス、海外取引、国際取引、貿易、信用調査、企業調査、米の倒産動向、海外の与信管理など幅広く取り上げていきます。 
 ●このメールマガジンを登録する
 ※お客様のメールアドレスはメルマガ配信システム(まぐまぐ)に登録されますことをご確認下さい。
 |  | 
            |  |  | 
|  | 2023年11月22日 
 |  | 
|  | ━━<与信管理メルマガの草分け>━━━━━━━━━━━━━
 ■ニュースで学ぶ与信管理と債権回収■  総発行部数2,671部
 ━━━━━━━━━━VOL.1294(2023年11月22日号)━━━━
 
 こんにちは。
 ナレッジマネジメントジャパンの牧野です。
 
 日本企業の貨物船が紅海で親イランの武装組織に拿捕されました。
 
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 <このメルマガの目的>
 
 最新のニュースを題材にして、与信管理、債権回収に関する最新の手法や情報を毎週提供する。審査、与信管理、債権回収を専門としている人向けメルマガ。
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
 ◆今週のテーマ◆
 
 「危ぶまれる日本のエネルギー調達」
 
 拿捕された貨物船は日本郵船が運航しているが、英国企業が保有しているようだ。乗組員にはイスラエル人はおらず、イスラエルは所有や運航に関与していないとイスラエル政府は表明。
 
 親イラン武装組織のフーシ派はイスラエルによる報復が始まってすぐに、イスラエルに対してミサイルやドローンで攻撃をしていた。
 
 また、イスラエルが所有する船や国旗を掲げる船を標的にする可能性についても言及していた。
 
 現地のメディアによると、船はイスラエルの富豪家の関連企業が保有しているとのこと。いずれにせよ、今回の拿捕は完全にイスラエルとガザの軍事衝突の迸りを受けた形だ。
 
 日本政府は乗組員の早期の開放を要求している。一方、拿捕された船は自動車を輸送しており、日本のエネルギー調達に影響はないと政府は説明している。
 
 果たして本当だろうか?
 
 今回の軍事衝突が始まってすぐに、専門家はスエズ運河やホルムズ海峡が何らかの形で閉鎖されば、日本のエネルギー調達に大きな影響が出ると警告していた。
 
 スエズ運河やホルムズ海峡は世界的に有名なチョークポイントである。チョークポイントとは、地政学リスクにおける重要な海上水路のこと。
 
 こうした事態が起こることは初めから予見できていた。政府はすぐに自衛隊を派遣して、中東を運行する民間企業の船の護衛にあたるべきだ。
 
 おそらく、自衛隊派遣に関する解釈を気にして、動けないのだろうが、紛争に参戦するわけではなく、自国民を守るだけだ。
 
 そうでなくとも、長期の円安により日本のエネルギー調達コストは上昇している。その上で、こうしたチョークポイントを封鎖されるような事態になれば、ガソリンの値上がりどころでは済まない。
 
 本格的な冬を前に餓死する人も出てくる可能性がある。
 
 ウクライナにばかり肩入れせずに、ロシアにも水面下で接近して、万が一の場合の調達先を増やす交渉も同時に進めるべきだ。
 
 ------------------------------------------------------------------------
 ★編集後記★
 
 今日から「小雪(しょうせつ)」。
 北国では雪が降り始めるころ。
 冬支度は済んでいますか?
 
 ☆次回は11月29日発行予定です。
 
 ------------------------------------------------------------------------
 ◆発行者の著作
 『海外取引でよく使われる与信管理の英語』(IBCパブリッシング)
 http://tinyurl.com/m5c8634
 
 ●皆様の声を大募集!
 このメールマガジンに関して、皆さんの声を大募集しています。感想、要望、質問などこちらまでお寄せください。seminar@kmjpn.com
 
 ※質問や感想、要望にはメルマガ誌上でお答えしますので、匿名で質問の内容を公開させていただきます。
 
 ◆本メルマガの登録・解除
 
 まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000065645.htm
 
 登録・解除の手続きはご自分でお願いします。当メルマガでは、解除手続きの代行は行っておりません。
 ──────────────────────────────────
 発行元:ナレッジマネジメントジャパン株式会社
 http://www.kmjpn.com
 発行責任者:牧野和彦
 ──────────────────────────────────
 このメールマガジンは、『まぐまぐ』配信システムを利用しています。
 ──────────────────────────────────
 無断転載を禁じます。
 (C) Copyright 2001-2023 Knowledge Management Japan Corporation
 
 ★免責事項:
 本誌の内容は新聞記事、公開情報等に基づき、当社が分析、推測したもので、事実と異なる場合もあります。また、本誌の情報から生じたいかなる不利益、損害についても、当社は一切の責務を負いません。
 
 |  | 
            |  |  | 
            |  | バックナンバー |  | 
            |  | 2023年11月15日
 2023年11月8日
 2023年11月1日
 2023年10月25日
 2023年10月18日
 2023年10月11日
 2023年10月4日
 2023年9月27日
 2023年9月20日
 2023年9月13日
 2023年9月6日
 2023年8月30日
 2023年8月23日
 2023年8月9日
 2023年8月2日
 2023年7月26日
 2023年7月19日
 2023年7月12日
 2023年7月5日
 2023年6月28日
 2023年6月21日
 2023年6月14日
 2023年6月7日
 
 
 | 2023年5月31日
 2023年5月24日
 2023年5月17日
 2023年5月10日
 2023年4月26日
 2023年4月19日
 2023年4月12日
 2023年3月29日
 2023年3月22日
 2023年3月15日
 2023年3月8日
 2023年3月1日
 2023年2月22日
 2023年2月15日
 2023年2月8日
 2023年2月1日
 2022年1月25日
 2022年1月18日
 2022年1月11日
 2022年12月28日
 2022年12月21日
 2022年12月14日
 2022年12月7日
 2022年11月30日
 2022年11月16日
 2022年11月9日
 2022年11月2日
 
 |  | 
            |  |  | 
|  | こちらのメルマガもオススメです! 
 |  | 
|  | ●ヘッドラインで学ぶビジネスイングリッシュ 
 |  | 
            |  |  | 
                
|  | お問い合わせ |  | 
|  | ナレッジマネジメントジャパン株式会社 B-Senminar担当
 
 e-mail: seminar@kmjpn.com
 
 |  |