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ニュースで学ぶ与信管理と債権回収
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2021年12月15日
━━＜与信管理メルマガの草分け＞━━━━━━━━━━━━━ ■ニュースで学ぶ与信管理と債権回収■　　総発行部数2,671部 ━━━━━━━━━━VOL.1205（2021年12月15日号）━━━━ こんにちは。ナレッジマネジメントジャパンの牧野です。 12月13日、12月の日銀短観が発表されました。前回調査からほとんど変わらない結果となりました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ＜このメルマガの目的＞最新のニュースを題材にして、与信管理、債権回収に関する最新の手法や情報を毎週提供する。審査、与信管理、債権回収を専門としている人向けメルマガ。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆今週のテーマ◆ 「日銀短観、景気見通し横ばい」全規模全産業の業況判断は6ポイントなり、前回調査から1ポイント改善した。一方、先行きについては2ポイント減少し、4ポイントとなった。規模別、業種別で見ると、大企業の製造業は18ポイントで横ばいだった。一方、非製造業は9ポイントで7ポイントも改善した。先行きは製造業で5ポイント悪化し13ポイント。非製造業も1ポイント悪化し、8ポイントだった。中堅企業の製造業も6ポイントで横ばい。非製造業は7ポイント改善し、1ポイントとなった。先行きは製造業で1ポイント悪化し5ポイント。非製造業も1ポイント悪化し、0ポイントだった。中小企業の製造業は▲1ポイントで、2ポイント改善。非製造業は6ポイント改善し、▲4ポイントとなった。先行きは製造業で▲1ポイントで横ばい。非製造業は2ポイント悪化し、▲6ポイントだった。改善幅が大きかったのが、大企業の製造業で石油・石炭製品の13ポイント。非製造業では対個人サービスの36ポイント、宿泊・飲食サービスの24ポイントだった。調査期間は11月10日～12月10日であったため、回答時期によってはオミクロン株の影響はなかったとこになる。緊急事態宣言の解除から2か月超経過したが、新規感染者数自体は100人程度で下げ止まりしている。オミクロン株が確認されて以降も、特に大きな増加は見られていない。一方、海外の新規感染者数は増加の一途をたどっている。米国では過去7日間の平均数が12万人を超えており、ピーク時の半分程度まで増えた。イギリスも12月に入り、5万人前後で推移しており、今年のピークとなっている。欧州に出張した友人の話では、ほとんどマスクをしている人も見かけずに、まるでコロナは過去のものになっていたかのようだったとのこと。感染者数が再び増加している欧米に比べると、日本は新たな感染増は起こっていない。ワクチン完了率も77%と世界でトップクラスだ。こうした状況にも関わらず、経営者の心理が上向かないのはなぜだろうか。一つにはマスコミの報道姿勢がある。オミクロン株の発覚など大体的に取り上げるため、視聴者はどうしても用心深くなる。また、世間の目もある。もう一つは、日本人の悲観的な面も影響している。国連が発表した2021年の「世界幸福度ランキング」によれば、日本は56位。確かに北欧諸国が上位にあり、アジアは総じて低い。アジアの中で日本は24位の台湾の次に上位に来ている。日本人は身の回りに幸せを見つけるのが下手なのかもしれない。そろそろ、正常化に向けて私たちも動き出してよいのではないだろうか。 ────────────────────────────────── ★編集後記★ 今年は2年ぶりに忘年会や新年会のお誘いが復活しました。 ☆次回は12月22日発行予定です。 ------------------------------------------------------------------------ ◆発行者の著作『海外取引でよく使われる与信管理の英語』（IBCパブリッシング） http://tinyurl.com/m5c8634 ●皆様の声を大募集！このメールマガジンに関して、皆さんの声を大募集しています。感想、要望、質問などこちらまでお寄せください。seminar@kmjpn.com ※質問や感想、要望にはメルマガ誌上でお答えしますので、匿名で質問の内容を公開させていただきます。 ◆本メルマガの登録・解除まぐまぐ　http://www.mag2.com/m/0000065645.htm 登録・解除の手続きはご自分でお願いします。当メルマガでは、解除手続きの代行は行っておりません。 ────────────────────────────────── 発行元：ナレッジマネジメントジャパン株式会社 http://www.kmjpn.com 発行責任者：牧野和彦　 ────────────────────────────────── このメールマガジンは、『まぐまぐ』配信システムを利用しています。 ────────────────────────────────── 無断転載を禁じます。 (C) Copyright 2001-2021 Knowledge Management Japan Corporation ★免責事項：本誌の内容は新聞記事、公開情報等に基づき、当社が分析、推測したもので、事実と異なる場合もあります。また、本誌の情報から生じたいかなる不利益、損害についても、当社は一切の責務を負いません。

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