ニュースで学ぶ与信管理と債権回収 | 与信管理総合研究所 ナレッジマネジメントジャパン
与信管理総合研究所 あなたの会社の与信管理・海外取引をプロのノウハウでサポート!
与信管理 海外取引 ビジネスセミナー │ 与信管理 のナレッジマネジメントジャパン ビジネスセミナー │ 与信管理のナレッジマネジメントジャパン 社内研修 │ 与信管理のナレッジマネジメントジャパン 代表者の講演実績 │ 与信管理のナレッジマネジメントジャパン 与信管理マニュアル │ 与信管理のナレッジマネジメントジャパン 中国企業信用調査 │ 与信管理のナレッジマネジメントジャパン

ニュースで学ぶ与信管理と債権回収  
  最前線で活躍中の与信管理コンサルタントが、与信管理・債権回収についての最新情報をお届けする日本唯一の与信管理専門メルマガです。テーマは、与信管理、審査、倒産、債権回収、中国ビジネス、海外取引、国際取引、貿易、信用調査、企業調査、米の倒産動向、海外の与信管理など幅広く取り上げていきます。

●このメールマガジンを登録する
※お客様のメールアドレスはメルマガ配信システム(まぐまぐ)に登録されますことをご確認下さい。
 
 
バックナンバー  
 

2022年11月9日
2022年11月2日
2022年10月26日
2022年10月19日
2022年10月12日
2022年10月5日
2022年9月28日
2022年9月21日
2022年9月14日
2022年9月7日

2022年8月31日
2022年8月24日
2022年8月10日
2022年8月3日
2022年7月27日
2022年7月13日
2022年7月6日

2022年6月29日

2022年6月22日

2022年6月15日

2022年6月8日
2022年6月1日
2022年5月25日

2022年5月18日
2022年5月11日

2022年4月27日
2022年4月20日

2022年4月13日
2022年4月6日

2022年3月30日
2022年3月23日
2022年3月16日
2022年3月9日
2022年2月16日
2022年2月9日
2022年2月2日
2022年1月26日
2022年1月19日
2022年1月12日

2021年12月29日
 
 
2022年11月16日
 
 
━━<与信管理メルマガの草分け>━━━━━━━━━━━━━
■ニュースで学ぶ与信管理と債権回収■  総発行部数2,671部
━━━━━━━━━━VOL.1248(2022年11月16日号)━━━━

こんにちは。
ナレッジマネジメントジャパンの牧野です。

仮想通貨取引所大手のFTXは11月11日、米連邦倒産法第11章を申請し、破綻しました。

多くの記事ではChapter11は「米連邦破産法第11条」と訳されていますが、誤訳です。まず、破産以外の手続きを規定しているため、倒産法が正しい。次にChapterは条(Clause)ではなく、章と訳すのが自然。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<このメルマガの目的>

最新のニュースを題材にして、与信管理、債権回収に関する最新の手法や情報を毎週提供する。審査、与信管理、債権回収を専門としている人向けメルマガ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆今週のテーマ◆

「FTX破綻、米連邦倒産法と日本法人」

FTXは仮想通貨ファンドの「アラメダリサーチ」を創業したサムバンクフリードマン(SBF)が2017年に立ち上げた
仮想通貨取引所第2位の会社だ。

両社ともに仮想通貨ブームに乗って莫大な収益を上げ、SBFの資産はピーク時に260億ドルを超えていたとされる。

米連邦倒産法の申請に伴い、SBFはCEOを辞任した。

昨今の仮想通貨市場の低迷で、アラメダリサーチの債務超過リスクが顕在化。業界最大手のバイナンスのCEOが、同社発行の仮想通貨FTTの売却を発表。

FTTの暴落でアラメダの破たんリスクが高まり、関連会社のFTXから資金を引き出す投資家が殺到した。

バイナンスがFTXの救済に乗り出したが、DDの過程で判明した巨額負債、コンプライアンスリスク、SECの捜査の可能性などを理由に断念した。

今年5月のステーブルコインUSTの破たんをきっかけに、暴落を続ける仮想通貨市場に更なる打撃を与えた。1年前には65,000ドル付近まで上昇していたビットコインは一時、15,000ドル台まで下落した。

興味深いのは、日本法人の資産管理の問題だ。

「日本法人FTXジャパンは14日未明、資産の管理や自社の財産数値をホームページで公表した。自社保有の現金は10日時点で196億円、9月末の純資産は約100億円と資産超過の状態。1兆円超の負債を抱え債務超過のFTX本体との違いを強調した。」(2022年11月15日 日本経済新聞)

これが事実ならば、日本の投資家の資産は保全されていることになる。

一方、今回のChapter11の申請には日本法人も含まれている。通常であれば、資産管理は管財人の手に委ねられることになる。

しかし、米国の倒産法制が自動的に日本法人に適用されることはない。日本法人の資産管理や処分の権限が米国の管財人なのか、日本法人なのか、様々な解釈が存在する。

今後の行方を見守りたい。

──────────────────────────────────
★編集後記★

これまでいくつもの危機を乗り越えて成長してきた仮想通貨。このまま消えてしまうのか、今を底にしてこれから更なる市場に調整するのか、興味深いところです。

☆次回は11月30日発行予定です。※来週は祝日のためお休みします。

------------------------------------------------------------------------

◆発行者の著作
『海外取引でよく使われる与信管理の英語』(IBCパブリッシング)
http://tinyurl.com/m5c8634

●皆様の声を大募集!
このメールマガジンに関して、皆さんの声を大募集しています。感想、要望、質問などこちらまでお寄せください。seminar@kmjpn.com

※質問や感想、要望にはメルマガ誌上でお答えしますので、匿名で質問の内容を公開させていただきます。

◆本メルマガの登録・解除

まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000065645.htm

登録・解除の手続きはご自分でお願いします。当メルマガでは、解除手続きの代行は行っておりません。
──────────────────────────────────
発行元:ナレッジマネジメントジャパン株式会社
http://www.kmjpn.com
発行責任者:牧野和彦 
──────────────────────────────────
このメールマガジンは、『まぐまぐ』配信システムを利用しています。
──────────────────────────────────
無断転載を禁じます。
(C) Copyright 2001-2022 Knowledge Management Japan Corporation

★免責事項:
本誌の内容は新聞記事、公開情報等に基づき、当社が分析、推測したもので、事実と異なる場合もあります。また、本誌の情報から生じたいかなる不利益、損害についても、当社は一切の責務を負いません。

 
 
こちらのメルマガもオススメです!
 
  ●ヘッドラインで学ぶビジネスイングリッシュ
 
 
お問い合わせ  
  ナレッジマネジメントジャパン株式会社
B-Senminar担当

e-mail: seminar@kmjpn.com
 
サイトマップ
与信管理の基礎講座 │ 与信限度額設定ワークショップ │ 与信管理規定作成講座 │ 決算書の見方 │ 海外の与信管理と債権回収<基礎編>  
  中国・アジアの与信管理と債権回収  │ 英文メールの書き方 │ 債権回収の基礎講座 │ 英文契約の基礎講座(初級編) │ 
英文契約の基礎講座(中級編)
 │ 1日でわかる貿易実務の基礎講座 │ クレーム対応セミナー  │  債権回収の実践講座 
一日でわかる英文契約書の読み方  貿易実務講座(ロールプレイ編) │ 英語での電話の受け方・かけ方 │ 契約の基礎講座
中国契約法入門 │ コーチングセミナー


 Knowledge Management Japan Corporation

Copyright(C) 2000-2022 Knowledge Management Japan Corporation. All rights reserved.
無断転載を禁じます