ニュースで学ぶ与信管理と債権回収 | 与信管理総合研究所 ナレッジマネジメントジャパン
与信管理総合研究所 あなたの会社の与信管理・海外取引をプロのノウハウでサポート!
与信管理 海外取引 ビジネスセミナー │ 与信管理 のナレッジマネジメントジャパン ビジネスセミナー │ 与信管理のナレッジマネジメントジャパン 社内研修 │ 与信管理のナレッジマネジメントジャパン 代表者の講演実績 │ 与信管理のナレッジマネジメントジャパン 与信管理マニュアル │ 与信管理のナレッジマネジメントジャパン 中国企業信用調査 │ 与信管理のナレッジマネジメントジャパン

ニュースで学ぶ与信管理と債権回収  
  最前線で活躍中の与信管理コンサルタントが、与信管理・債権回収についての最新情報をお届けする日本唯一の与信管理専門メルマガです。テーマは、与信管理、審査、倒産、債権回収、中国ビジネス、海外取引、国際取引、貿易、信用調査、企業調査、米の倒産動向、海外の与信管理など幅広く取り上げていきます。


●このメールマガジンを登録する
※お客様のメールアドレスはメルマガ配信システム(まぐまぐ)に登録されますことをご確認下さい。
 
 
バックナンバー  
 

2022年8月31日
2022年8月24日
2022年8月10日
2022年8月3日
 2022年7月27日
2022年7月13日
2022年7月6日

2022年6月29日

2022年6月22日

2022年6月15日

2022年6月8日
2022年6月1日
2022年5月25日

2022年5月18日
2022年5月11日
2022年4月27日
2022年4月20日
●2022年4月13日
●2022年4月6日

●2022年3月30日
●2022年3月23日
●2022年3月16日
●2022年3月9日
●2022年2月16日
●2022年2月9日
●2022年2月2日
●2022年1月26日
●2022年1月19日
●2022年1月12日

●2021年12月29日
 
 
2022年9月7日
 
 
━━<与信管理メルマガの草分け>━━━━━━━━━━━━━
■ニュースで学ぶ与信管理と債権回収■  総発行部数2,671部
━━━━━━━━━━VOL.1238(2022年9月7日号)━━━━

こんにちは。
ナレッジマネジメントジャパンの牧野です。

前回に続き、今回も法務省の司法統計について取り上げます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<このメルマガの目的>

最新のニュースを題材にして、与信管理、債権回収に関する最新の手法や情報を毎週提供する。審査、与信管理、債権回収を専門としている人向けメルマガ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆今週のテーマ◆

「債権譲渡、動産譲渡共に減少」

2017〜2021年の少額訴訟の件数は下記の通り(新規受領件数)。

2017年 10,041件
2018年 9,310件
2019年 8,542件
2020年 7,944件
2021年 7,094件

2017年を100とすると、2021年には3割近く減少していることが分かる。少額訴訟とは元本60万円以下の金銭の支払いを目的とする訴訟である。

原則として、1回の期日で終了する。また、判決に対して控訴もできない。ただし、被告は異議を申し立てることができ、異議申し立てされると、通常の訴訟に移行する。

少額訴訟は1998年に始まった比較的新しい制度。2005年には23,584件まで増加したが、その後、減少の一途をたどっている。

1回の期日で終了してしまう簡便さが敬遠されている理由のようだ。

次に債権譲渡の件数の推移を見てみよう。

2017年  34,850件
2018年 38,781件
2019年 37,342件
2020年 36,221件
2021年 33,329件

債権譲渡頭記の件数は、2018年をピークに減少傾向だ。2021年も前年比で8%減少した。2018年と比較すると15%程度減った。

債権譲渡は売掛金などに対する担保である。予め、登記しておくことで、支払遅延発生時に債務者の顧客から
売掛金を直接回収することができる。

この程度の減少であれば、コロナによる全体的なビジネスの減少によるものだろうと推測される。

下記は動産譲渡登記の推移である。

2017年  7,769件
2018年 8,296件
2019年 8,991件
2020年 8,850件
2021年 7,417件

こちらは、2019年をピークに減少している。2021年も前年比で16%減少した。

動産譲渡登記の件数は、債権譲渡登記の3分1程度しかない。動産譲渡登記自体が制度として比較的新しいのに加えて、担保の対象となる物件の管理や流動性が普及のネックとなっている。

債権保全策としての債権譲渡担保、動産譲渡担保の位置づけは、コロナ以降も大きな変化はなさそうだ。

──────────────────────────────────
★編集後記★

9月に入って対面でビジネスする機会が増えてきました。
色々な意味でオンラインよりも対面はいいですね(笑)。

☆次回は9月14日発行予定です。

------------------------------------------------------------------------
◆発行者の著作
『海外取引でよく使われる与信管理の英語』(IBCパブリッシング)
http://tinyurl.com/m5c8634

●皆様の声を大募集!
このメールマガジンに関して、皆さんの声を大募集しています。感想、要望、質問などこちらまでお寄せください。seminar@kmjpn.com

※質問や感想、要望にはメルマガ誌上でお答えしますので、匿名で質問の内容を公開させていただきます。

◆本メルマガの登録・解除

まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000065645.htm

登録・解除の手続きはご自分でお願いします。当メルマガでは、解除手続きの代行は行っておりません。
──────────────────────────────────
発行元:ナレッジマネジメントジャパン株式会社
http://www.kmjpn.com
発行責任者:牧野和彦 
──────────────────────────────────
このメールマガジンは、『まぐまぐ』配信システムを利用しています。
──────────────────────────────────
無断転載を禁じます。
(C) Copyright 2001-2022 Knowledge Management Japan Corporation

★免責事項:
本誌の内容は新聞記事、公開情報等に基づき、当社が分析、推測したもので、事実と異なる場合もあります。また、本誌の情報から生じたいかなる不利益、損害についても、当社は一切の責務を負いません。

 
 
こちらのメルマガもオススメです!
 
  ●ヘッドラインで学ぶビジネスイングリッシュ
 
 
お問い合わせ  
  ナレッジマネジメントジャパン株式会社
B-Senminar担当

e-mail: seminar@kmjpn.com
 
サイトマップ
与信管理の基礎講座 │ 与信限度額設定ワークショップ │ 与信管理規定作成講座 │ 決算書の見方 │ 海外の与信管理と債権回収<基礎編>  
  中国・アジアの与信管理と債権回収  │ 英文メールの書き方 │ 債権回収の基礎講座 │ 英文契約の基礎講座(初級編) │ 
英文契約の基礎講座(中級編)
 │ 1日でわかる貿易実務の基礎講座 │ クレーム対応セミナー  │  債権回収の実践講座 
一日でわかる英文契約書の読み方  貿易実務講座(ロールプレイ編) │ 英語での電話の受け方・かけ方 │ 契約の基礎講座
中国契約法入門 │ コーチングセミナー


 Knowledge Management Japan Corporation

Copyright(C) 2000-2022 Knowledge Management Japan Corporation. All rights reserved.
無断転載を禁じます