海外与信管理入門 第26回 「危険な兆候」 | 与信管理総合研究所 ナレッジマネジメントジャパン
与信管理総合研究所 あなたの会社の与信管理・海外取引をプロのノウハウでサポート!
与信管理 海外取引 ビジネスセミナー │ 与信管理 のナレッジマネジメントジャパン ビジネスセミナー │ 与信管理のナレッジマネジメントジャパン 社内研修 │ 与信管理のナレッジマネジメントジャパン 代表者の講演実績 │ 与信管理のナレッジマネジメントジャパン 与信管理マニュアル │ 与信管理のナレッジマネジメントジャパン 与信管理コンサルティング │ 与信管理のナレッジマネジメントジャパン
与信管理とは〜海外与信管理入門

----------------------------------------------------------------------
【 海外与信管理入門 第26回 「危険な兆候」】
----------------------------------------------------------------------

国内外の取引に関わらず、両社の関係がうまくいっている間は、連絡の頻度は高く、
相手のレスポンスも早いものだ。

海外でも電子メールの場合、中国やアジアなど時差の少ない地域であれば同日に返信があるし、
それ以外の地域でも次の日には返事が来ることが多い。

ところが支払が滞るようになるとこうは行かない。2、3日たっても返事がない、
何回かリマインドしてやっと、1週間後ぐらいに1、2行の短いメールが返ってくるようになる。

これは顧客の中における自社の重要性が低下している証拠である。重要ではなくなってきたので、
返事が後回しになるのだ。支払も同じで、どんどん後回しにされるようになる。

あるいは、これから支払いを遅延させる心積もりがあるので、何となく返信しにくいという
心理状態もあるかもしれない。

また、こちらから質問やちょっとした依頼などに応えてもらえなくなるというのも要注意である。
顧客があなたの会社との対応を面倒だ、煩わしいと感じている可能性が高く、
優先順位の低下を意味する。

こうした事象は必ずしも遅延の兆候でない場合もある。しかし、こうした軽微の兆候を
見逃さずに早い段階で適切な対応を取ることが、遅延債権の発生を未然に防ぐことにつながる。
面倒がらずにわずかな疑問を追及する姿勢が大切だ。

----------------------------------------------------------------------
    
【 セミナーお問い合わせ 】
Tel : 03-5549-1067 Fax : 03-5549-1068
Mail : seminar@kmjpn.com
月〜金10:00〜18:00(土日祝日・年末年始を除く)
与信管理の基礎講座 │ 与信限度額設定ワークショップ │ 与信管理規定作成講座 │ 決算書の見方 │ 海外の与信管理と債権回収<基礎編>  
  中国・アジアの与信管理と債権回収  │ 英文メールの書き方 │ 債権回収の基礎講座 │ 英文契約の基礎講座(初級編) │ 
英文契約の基礎講座(中級編)
 │ 1日でわかる貿易実務の基礎講座 │ クレーム対応セミナー  │  債権回収の実践講座 
一日でわかる英文契約書の読み方  貿易実務講座(ロールプレイ編) │ 英語での電話の受け方・かけ方 │ 法務・総務のための契約の基礎講座
アメリカ破産法と債権者の対応策 │ コーチングセミナー


 Knowledge Management Japan Corporation

Copyright(C) 2000-2016 Knowledge Management Japan Corporation. All rights reserved.
無断転載を禁じます