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2006年08月24日
事業会社の債権も対象に、サービサー法改正
8月24日付日経新聞によれば、サービサー法の改正案が今秋の臨時国会に提出される見込み。
自民党が議員立法を狙っている改正案では、サービサーが扱える債権の種類を大幅に緩和する。
現行法では、金融機関等が有する不良債権などが中心となっているが、これを一般の事業会社の債権にも拡大する。
ただし、債務者が法的整理を申請した場合という条件がついている。
一般の事業会社が有する債権に拡大されたことは、歓迎すべきことだが、法的整理の債務者だけに限定されてしまうと、いわゆるバルクセールが中心になり、債権回収ビジネスとしてのうまみは半減する。
なぜ、欧米並みに規制を緩和しないのか理解に苦しむ。ただし、流れとしては規制緩和の方向にあるので、早晩全面解禁に近い形になる可能性もある。
2006年08月22日
紀陽銀行、公的資金申請へ
本日付の日経新聞の一面には、紀陽銀行の公的資金申請に関する記事が掲載
されていた。
公的資金が200~300億円注入されることで、紀陽銀行の自己資本は増強され、
懸念の不良債権処理を一気に進めることが可能になる。
2006年3月期の同行の自己資本比率、不良債権比率はそれぞれ、8.64%、7.39%
となっており、自己資本比率は地銀平均レベルだが、不良債権比率が地銀平均の
4.5%を上回っていた。
紀陽銀行の申請が認定されれば、金融機能強化法に基づく公的資金の予防注入で
は初のケースになる。
2006年08月17日
日本最古の法人の破たん
8月16日付日経新聞によれば、日本最古の法人であるケージー建設(旧社名金剛組)は7月末に、大阪地裁に自己破産を申請し、創業1428年の歴史に終止符を打った。
ケージー建設は、聖徳太子が四天王寺を建立するときに朝鮮から招いた宮大工が
578年に創業したと言われる。
同社は、伝統技術を生かした寺社建築に強みを持っていたが、バブル期の不動産購入や競争激化で財務が悪化し、自力再建を昨年断念していた。
なお、高松建設に社員と共に営業譲渡された金剛組は、2006年1月に新会社を設立し、
再スタートを切っている。
2006年08月08日
日本大手カード会社、中国の交通銀行と提携して保証業務
8月8日の日経新聞によれば、イオンクレジットサービスは、中国の交通銀行の個人
ローンの保証業務を年内に開始する。
日本のカード会社が中国で保証業務を手掛けるのは、同社が初めてのケース。
イオンクレジットサービスにとっては、中国の大手銀行との提携業務は、急成長する
中国市場への重要な足がかりとなる。
交通銀行に取っては精度の高い日本のカード会社の審査ノウハウを習得できる。
また、延滞率の高い中国市場において、カードユーザーに支払期日の重要性を認識
させる啓蒙効果も高いのではないか。
2006年08月02日
倒産件数の増加
3年連続で減少してきた倒産件数だが、2006年は増加に転じると私は見ている。
実際にその兆候は鮮明になっている。
東京商工リサーチによれば、2005年10月より8ヶ月連続して、各月の倒産件
数は前年同月比で増加していた。
2006年6月は減少となったが、2005年上半期で見れば、前年対比で増加してい
ることに変わりはない。上半期の倒産件数が前年対比で増加したのは、実に4
年ぶりとのこと。
2006年上半期倒産件数:6,629件(前年対比3.5%増加)
※負債総額1千万円以上
これを単純に2倍すれば、13,258件となり2005年の倒産件数である12,998件
を上回る。もちろん、上半期と下半期の倒産件数は単純に比較できるものでも
ない。
しかし、マクロ的な視点で日本経済を見ると、倒産件数が増加に転じるだけの
充分な要因がそろっていると言わざるを得ない。