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2005年10月15日

TBS、上場廃止を検討~正しい株主とは?

TBSは14日、究極の防衛策としての経営の独立性を維持するために、上場廃止も検討することを明らかにした。

村上氏は8月の時点で既に、経営陣によるMBOをTBSに提案していたが、その時点では、提案は拒否されていた。

しかし、村上ファンドに7.45%、楽天に15.46%の株式を瞬く間に取得されてしまい、敵対的買収が現実化する可能性が出てきために、経営陣は考え方を改めたようだ。

一方、当の村上氏は今回の一連の騒動でTBSの株価が高くなりすぎたために、MBOは現実的ではないとコメントし始めた。

また、楽天との連携については否定しつつも、投資家の利益を優先するために値段次第では売却する可能性があることを認めた。

一方、TBSの労組は「楽天がTBSの筆頭株主になったことについて」と題した声明文で、事業の公共性を理由に「我々はTBSの存在意義を理解している正しい株主を望んでいる」と的外れなコメントを発表した。

一体、「正しい株主」とは何のことなのか?

株主には正しい株主も、間違った株主もいない。株式投資は正義でもなければ、社会貢献でもない。経済活動であり、資本を投下して利益を得る活動であり、マネーゲームなのだ。

TBSの労組幹部は、株式投資や株式の上場について勉強しなおしたほうが良いのでは?

確かに公共性という放送事業の特質はあるにせよ、「公開企業は株主を選べない」のは当然である。

したがって、ニッポン放送とフジテレビと同じで、そのリスクを今までに真剣に分析せずに、放置してきたTBSの経営陣が甘いといわざるを得ない。

投稿者 Makino : 2005年10月15日 16:16

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